アウディA3、S3をフェイスリフト
2017.01.26
アウディ ジャパンは、1月26日、フェイスリストしたA3およびS3の日本国内での販売を開始した。A3、S3はこのモデルで第3世代となるが、初代がデビューしたのは1996年。デビュー間もなくアウディのベストセラーになったモデルである。
今回日本に導入されるのは、A3のセダンおよびスポーツバック、そしてS3のセダンおよびスポーツバックで、カブリオレは少し先なるようだ。
エクステリアは、シングル・フレーム・グリル、バンパー、ヘッドライト、リア・ディフューザーなどが変更されているが、イメージが代わるようなものではなく、ミドルライフのリフレッシュといった程度のもの。
大きな変更点としては、全車に「アウディプレセンス フロント」が標準装備されたことだ。これは、レーダー・センサーにより前方の交通状況を常時監視し、緊急時には自動ブレーキをかけるなど事故の危険を減らすシステムだ。
また、TT、A4、Q7などに採用されているバーチャル・コックピットが選択可能となり、アウディ スマートフォンインターフェイスも利用できるようになった。このスマートフォンインターフェイスは、Apple CarPlay、Android Autoとも連携が可能となる。
エンジンは、A3のガソリン・エンジンの1.8ℓターボである1.8TFSIが、2ℓターボの2.0TFSIに変更された。パワー、トルクは190ps、32.6kg-mで、JC08モード燃費も16.0km/ℓに向上してる。また、S3に搭載される2.0TFSIは、パワーが5psアップした290psとなった。
トランスミッションは、A3クワトロおよびS3が、従来の6速デュアル・クラッチから7速デュアル・クラッチにアップグレードされている。
価格は、A3の1.4 TFSIが2,930,000円から3,470,000円、2.0 TFSIが3,990,000円から4,470,000円、S3が6,060,000円から6,240,000円。
なお、この日行われたA3記者発表会では、A3のライフルタイルを体現するアンバサダーとして女優でモデルの田丸麻紀さんを招いてのトークショーも行われた。