レンジローバー・イヴォーク・エンバー・エディション
公開 : 2017.01.31 05:40 更新 : 2017.05.29 19:18
全世界600台限定で設定されたこのイヴォークは、大幅改良目前の大ヒット・モデルに、新たなテイストをアドオンしている。
■どんなクルマ?
フェイスリフト前の在庫処分に入ったレンジローバー・イヴォークに、過激な装いの限定車が登場した。
ボディは標準設定のメタリック・ブラックだが、ルーフなどはアクセントのレッドで塗装され、20インチの黒いアルミ・ホイールを履き、ローダウンしている。
さらに、イヴォーク・コンバーチブルから採用された最新のインフォテイメント、悪路での発進を補助するロートラクション・ローンチを追加し、希有な冬道向きの改良が施された4×4テレイン・レスポンスを採用した。
このエンバー・エディションは、ガソリン車とディーゼル車が設定されるが、いずれもジャガー・ランドローバー(以下、JLR)内製のインジニウム・シリーズで、ウォルバーハンプトン工場で生産される。なお、今回の試乗車はディーゼルだ。
JLRがこの手の限定モデルを設定するのはレア・ケースだが、2011年からさして変更のないイヴォークに輝きを取り戻すのが狙いだろう。
そこで用意されたエンバー・エディションは、これまで55万台ほどが販売されたイヴォークに、スポーティなテイストが付加された。もっとも、それだけでなく、ラインナップ中もっとも高価なプライスも付け加えられているのだが。