億単位のオーダーメイド、最後のロールス・ロイス・ファントムVIIの全貌
公開 : 2017.01.31 04:40 更新 : 2017.06.01 00:30
ロールス・ロイス・ファントムVIIの最後の1台が、ロールス通のオーナーのために製造された。ここでは、航海をテーマにしたその特別仕様車の全貌をご覧にになって頂きたい。
最後のファントムVIIには、こんな装備が
これは、全長6092mmにおよぶロングホイールベース仕様のファントムをベースに、大洋航海をイメージした数々の設えが施された車両である。
1930年代のクルーザーをデザインしたダッシュボードや、クラシックな船舶に搭載されていた電波時計が車内には装備されているほか、カーペットは子羊の毛をハンドカットで起毛処理している。また、エクステリアは大海をおもわすヴェルべットブルーで仕立てられた。
ロールス通のオーダーは、桁が違う
標準のロングホイールベース仕様でさえ£373,824(5300万円)というプライスを掲げるが、この最後の特別な一台はいったいどれほどの価格でオーナーの手に渡るのかは明かされていない。しかし、これまでのビスポークモデルを見る限り、もう一桁高い価格設定になるはずだ。