第3世代のフォルクスワーゲン・トゥアレグはよりラジュグアリーに

公開 : 2017.02.06 04:50  更新 : 2017.06.01 00:30

今年、フル・モデルチェンジが予定されている第3世代のフォルクスワーゲントゥアレグは、BMW X5ボルボXC90をターゲットとした、よりラグジュアリーなインテリアが与えられる。

第3世代のフォルクスワーゲン・トゥアレグは、より豪華なインテリアと、ひとまわり小さいティグアンの影響を大きく受けるエクステリア・デザインを特徴とするモデルとなる。

本国では2010年から、日本でも2011年に販売が開始された5シーターの第2世代トゥアレグは、今年のフル・モデルチェンジが計画されている。トゥアレグは、今年中国市場で販売が開始されるクロスブルーの上に立つモデルだ。

今回撮影に成功したテスト・モデルは、初期のテスト・モデルよりもカモフラージュは薄くなっている。それによれば、より角ばったデザインと、LEDヘッドランプの様子が見て取れる。

アメリカ向けのアトラスと非常によく似たデザインだが、より丸いホイールアーチと、大きなフロント・グリル、そして短いホイールベースを持つことが判る。そのデザイン・テイストは、アトラスよりもティグアンの影響が強いように思える。

去年の北京モーターショーで発表されたコンセプト・モデル、T-プライムのように、、水平基調のフロントおよびリア・ライトなどもデザイン上の特徴だ。

ボンネットの下には、386ps、71.3kg-mのパワー、トルクを持つハイブリッドが搭載される予定。このハイブリッド・ユニットはモーターのみで80kmの走行が可能だ。また、燃費は、33.3km/ℓという数値だ。

この他、従来の4気筒ターボのガソリンおよびディーゼルも設定される。また、駆動方式は全モデル4WDとなる。

フォルクスワーゲンは、新しいトゥアレグのインテリアがかなり豪華になるとしている。ライバルのBMW X5、ボルボXC90に対抗するために、最高のインフォテイメント・システムも奢られる。

フォルクスワーゲンは、この新しいトゥアレグのリリース・デートについては明らかにしていないが、恐らく今年後半になると思われる。



▶ 国内初試乗 / フォルクスワーゲン・ティグアンTSIハイライン
▶ 海外ニュース / VW T-プライム・コンセプトが北京でワールド・プレミア

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事