600ps以上のパワーを持つアウディRS Q8をジュネーブで発表

公開 : 2017.02.13 12:22  更新 : 2017.06.01 00:29

BMW X6MのライバルとなるアウディRS Q8をジュネーブ・モーターショーでリリースする計画だ。

アウディ・スポーツは、600psのパワーを持つスポーツSUVとして、ジュネーブ・モーターショーでアウディRS Q8をリリースするという。もちろん、ライバルとなるのはBMW X6Mやメルセデス-AMG GLE63クーペだ。

これまでクワトロGmbHとして知られていたアウディのハイ・パフォーマンス・ディビジョンは、アウディ・スポーツと名前を変えたが、このアウディ・スポーツが手がけるQ8のハイ・パフォーマンス・バージョンがRS Q8となる。専用にパワーアップされたドライブトレインと、スープアップされたサスペンションを持つモデルだ。そのベースは、1月のデトロイト・モーターショーでデビューしたQ8コンセプトがベースだ。

Q8コンセプトがガソリン・ハイブリッドを搭載するのに対し、このRS Q8はダイレクト・インジェクションのガソリン・エンジンが搭載される。その詳細は不明だが、ネッカーズルムのアウディ・スポーツの本部から漏らされた情報によれば、4.0ℓV8ツイン・ターボをチューニングしたものが搭載されるという。

S8プラスに使用されるエンジンであるなら、613ps、71.3kg-mというパワー、トルクになるはずだ。ギアボックスは8速トルコン・オートマティックで、駆動方式は4WDとなる。パフォーマンスは0+100km/h加速が5.0秒未満、そして最高速度は300km/hになると思われる。ちなみに、オプションのMドライバーズ・パッケージを装着したX6 Mは4.2秒で280km/h、AMGドライバーズ・パッケージを付けたCLE 63が4.3秒と280km/hという数値だ。

また、このRS Q8は、アウディのマトリックス・レーザー技術を採用したヘッドランプを初め、フロント・バンパー、リア・バンパーにも専用のものが与えられ、フロント・スピリッターも用意されるものと思われる。また、タイヤは305/35R23という大型のものが採用される。



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