マイバッハ製Gクラス、G650ランドレーの印象は? 南アフリカで試す
公開 : 2017.02.16 00:00 更新 : 2017.05.13 12:48
走った印象はどうなのだろう?
南アフリカのこの道は極めて荒れ果てているが、G650はつまづいたりしない。瓦礫だって平気だし、深いぬかるみや、サラリとした砂だって物ともしない。
これならば、ほとんどのカスタマーがアラブのひとたちだと聞いても驚きはしない。
Gクラスのマーケティング・マネージャーは「ほかのクルマと似ても似つかないクルマを作りました」と誇らしげだ。
右ハンドル仕様は製作されない予定であるうえ、アメリカでは法規上走ることさえできない。くわえて最高速度は180km/hと制限されているし、屋根を開けた状態だと97km/hしかだせない。
それがどうした。
一般道なんて走らなければいい。カラリとした中東の風(と砂)を感じながら、ゆうゆうとドライブすればいいのである。それも後席で。