ジャガー、F-PACE、XF、XEに搭載されるインジニウム・エンジンをアップデート
公開 : 2017.02.15 19:08 更新 : 2017.06.01 00:29
ジャガーは、現行のF-PACE、XF、XEに搭載されているガソリンおよびディーゼルのインジニム・エンジンの性能を向上させた。また、新しいドライバー・アシスト・テクノロジーとインフォテインメント・システムも採用した。
2.0ℓ4気筒ターボのインジニウム・エンジンに新たに3つのバリエーションが追加された。まずガソリン・エンジンは200psおよび250ps。これはブースト・パフォーマンスと効率を向上させるために導入されたバリアブル・バルブ・リフト・テクノロジーが加えられた結果だ。
また、ディーゼル・エンジンのトップとして240ps、51.0kg-mを発生するユニットも追加された。このユニットは、燃費が19.3km/ℓ、CO2排出量が137g/kmという数値をマークする。
XEとXFにはこの3つのエンジンすべてがラインナップに加えられ、F-PACEには250psガソリンと240psディーゼルが加わった。また、従来の3.0ℓユニットは引き続き使用される。
XEとXFの2017年モデルには、ジャガー・コンフィガラブル・ダイナミック・システムが標準装備となった。このシステムは、エンジン、ギアボックス、ステアリング・レスポンスをノーマルかダイナミックにドライバーの好みに応じて選択可能というもの。但し、アダプティブ・ダイナミクス・アジャスタブル・サスペンションは、依然としてオプション装備となる。
インフォテインメント・システムは、F-PACE、XF、XEともに、デュアル・ビュー・テクノロジーを備えた10インチのディスプレイが与えられた。このディスプレイは、同じモニターで、ドライバーとフロント・パッセンジャーに違う映像を見せることができるというもの。
ドライバー・アシストでは、サラウンド・カメラ・システムを利用した前方衝突防止や、前方車両ガイダンスなどが新たに組み込まれることになった。
F-PACEとXFは、それぞれ£290(40,000円)、£190(27,000円)ほど値下がりしたが、XEは£1,305(18万円)ほど値上がった設定となっている。