凡庸? 辛口評価に要注意 チェコ発の売れ線、スコダ・オクタビアTDI
公開 : 2017.02.16 13:23 更新 : 2017.05.29 18:39
凡庸。期待しなければ、良品。スコダの売れ線モデルは、いつだってそうなのだ。
■どんなクルマ?
スコダ・オクタビアは過去20年間、英国のこのクラスでは、もっとも売れ線のモデルだ。2013年にフル・モデルチェンジを受けて以来、今回、控え目な小さな変更が施された。
指圧療法でつままれたようなスタイリング、インテリア、インフォテインメントなどの装備の変更が特徴だ。
機械的には、基本的に前モデルと変わらない。
ホイールベースは2686mmで、ハッチバックとワゴンの2種類から選べる。エンジン・ラインナップは、ふたつのガソリン・エンジン仕様(1.0ℓと1.4ℓTSI)、ふたつのディーゼル・エンジン仕様(1.6ℓと2.0ℓTDI)と、慣れ親しんだもの。
vRSモデル(更に、刺激的なガソリンとディーゼルの2種)が用意されるが、これらの販売開始は後になる。
現時点では、S、SE、SEテクノロジー、SE L、そしてフラッグシップのラウリン・アンド・クレメント仕様が選べ、もっとも安いモデルは£17,055(242万円)から。
良いニュースは、最新のインフォテインメント・システムが標準装備であることだ。アップグレードすれば、Apple CarPlayやAndroid Autoが、エントリー・モデルでも利用可能になる。