3.3億円、100台限定が完売 764psのパガーニ・ウアイラ・ロードスターが公開
公開 : 2017.02.16 16:05 更新 : 2017.06.01 00:29
デザインも一新されたドロップ・トップ・ハイパーカー、ウアイラ・ロードスターが公開された。その心臓には、AMG製のV12ツインターボを搭載する。
完全にデザインが新しくされたパガーニ・ウアイラ・ロードスターが公開された。価格は£2,320,000(3.3億円)で、僅かに100台ばかりが生産される。
フィクスド・ヘッドからロードスターに換装されているが、そのドロップ・トップのルーフは、カーボンファイバーかファブリックが選択が可能。ボディ・ウエイトはクーペよりも80kgほど軽くなっているという。
ウアイラの特徴とも言えるアクティブ・エアロダイナミック・フラップはクーペと同様に採用されている。
エンジンは、764ps/6200rpm、102.0kg-m/2400rpmを発揮するメルセデス-AMG製のM158 6.0ℓV12ツインターボを搭載する。この764psというパワーは、クーペより35ps、またハードコアなウアイラBCよりも実に15ps以上大きい数値だ。さらに、スロットル・レスポンスを向上させるための修正も行なわれているという。
ボディ重量は1280kg。1280kgに764ps、つまり1トンにつき597psというパワー・ウエイト・レシオとなる。
ウアイラ・ロードスターのエレクトリック・スタビリティ・コントロール(ESC)は、5つのモードを持つ。ウエット、コンフォート、スポーツ、レース、そしてESCオフだ。
駆動は後輪駆動で、ウアイラBCと同じXトラック製の7速のオートメイテッド・マニュアル・ギアボックスが採用される。また、トランスミッションは、油圧と電子制御でシフト・チェンジをする機構が採り入れられている。ちなみに、Xトラックのギアボックス単体の重さは、通常のデュアル・クラッチよりも40%ほど軽量だという。