ダニエル・リカルドとマックス・ベルスタッペンという今年のF1をレッドブルで戦う2人のドライバーのサインの入ったアストン マーティン・ヴァンテージのスペシャル・モデルがリリースされた。V8およびV12モデルの両方に設定される。

レッドブルのイメージ・カラー、マリーナ・ブルーのペイント

アストン マーティン・ヴァンテージ・レッドブル・レーシング・エディションは、ハイパーカー、AM-RB001での協業を記念して作られるスペシャル・モデルだ。V8とV12、それぞれのモデルが用意される。

ボディ・カラーはレッドブルのイメージ・カラーであるマリーナ・ブルーが標準で、グロス・タングステン・シルバーとサテン・マリーナ・ブルーがオプションとして用意される。

また、F1マシンに似せて、赤いアクセント・カラーとイエローのブレーキ・キャリパーが装備される。更に、フロント・スピリッター、ディフューザー、グリル、サイド・ストレークはすべてカーボンファイバー製となる。

インテリアでは、カーボンファイバーとダイヤモンド・キルト・レザーのシートのヘッドレストにレッドブル・レーシングの刺繍が施され、ステアリングにはアルカンターラが巻かれる。

エンジンには変更がなく、V8モデルは436psの4.7ℓが、V12モデルには573psの5.9ℓが使用される。

サイドシルにはリカルドとベルスタッペンのサインが

オーナーが希望すれば、今年のレッドブルF1チームのドライバーであるダニエル・リカルドとマックス・ベルスタッペンのサインの入ったプレートがサイドシルに入れられるのも特徴。

アストン マーティンのCEO、アンディ・パーマーは「モータースポーツとアストン マーティンは常に切っても切れない存在だ。そのDNAをレッドブル・レーシング・エディションは持っている。もうすぐ始める2017年シーズンのF1開催を祝して作られたモデルであり、限られた幸せな顧客のもとに届けられるモデルだ。」とコメントしている。

アストン マーティンはその価格については明らかにしていないが、従来からのユーザーにディーラーを通じて価格をアナウンスしているという。

ヴァンテージ・レッドブル・レーシング・エディションは、V8、V12それぞれ20〜30台が製作される予定だ。