アウディA5/S5の屋根開きバージョン、第2世代となるA5/S5カブリオレを公開

公開 : 2017.02.23 19:42  更新 : 2017.06.01 00:29

アウディは、A5/S5のカブリオレ・モデルをジュネーブ・モーターショーで公開する。ひと足先にその写真とスペックが明らかにされた。

最後に登場となったカブリオレ これでA5のラインナップ完成

通常のA5、A5スポーツバックに加え、新しいA5カブリオレの登場で、先代A5と同じように3つのボディが揃ったことになる。また、アウディのミッドサイズ・モデルは、A4、A4アバント、A5、A5スポーツバック、A5カブリオレの5モデルが揃ったことになる。

基本的にはA5のルーフを取り去ったモデルだが、そのファブリック製のソフト・トップは、時速50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能だ。オープンに必要な時間は15秒、そしてクローズに必要な時間は18秒だという。

オープン化に伴い、オリジナルのA5の綺麗なクーペ・ラインを崩すことのないようにデザイナーは気を配ったとし、スポーティなルックスを保つことに注力した。パワー・ドームを持つ長いラップアラウンド・フードと、短いショート・オーバーハングが特徴だ。

エンジンは、本国では252psの2.0 TFSI、190psの2.0 TDI、218psの3.0 TDI。そしてこの3台が市場導入後に190psの2.0 TFSIと286psの3.0 TDIがラインアップに加わる予定。エンジン・パワーの上昇にもかかわらず、燃料消費が17%ほど抑えられているという。

トランスミッションは6速マニュアルまたは7速Sトロニックが組み合わせられる。駆動方式はFWDが標準で、286psの3.0 TDIには標準でクワトロが組み合わせられる。

ハイパフォーマンス・バージョンのS5カブリオレも同時公開

3.0ℓV6ターボ・ユニットを搭載するS5カブリオレも同時に発表された。エンジンは従来のものより21psアップした354psだ。

ドライブはクワトロが標準で、ティプトロニック8速オートマティックが組み合わせられる。

なお、パフォーマンスは、0-100km/h加速が5.1秒、最高速度は250km/hとなる。

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