ボルボXC60に事故防止ステアリング・サポート・システムを採用

公開 : 2017.02.28 18:44  更新 : 2017.06.01 00:28

ジュネーブ・モーターショーで公開されるボルボXC60には、3つのドライバー・アシスト・プログラムが導入される。

ステアリングを自動で操舵し、衝突の衝撃を軽減

ボルボXC60は、事故の衝撃を大幅に削減する3つのオートマティック・ステアリング・アシスト・システムを導入するという。

まず最初のシステムは、50km/hから100km/hの間で作動するシティ・セーフティ・オートマティック・ブレーキ・テクノロジーの下で、もしブレーキングだけで衝突を回避出来ない場合に、自動でステアリングを切って衝撃を軽減するというもの。

次に、車線をオーバーして対向車両と衝突してしまいそうな場合、ステアリング操作で正しい車線に戻すというもの。

そして3つめが、60km/hから140km/hで作動するもので、オプションのブラインド・スポット・インフォメーション・システムで捉えた障害に対して、衝突しそうな場合にはステアリングを切って衝撃を低減するというもの。

「スウェーデンでは、われわれの自動ブレーキ・システムによって、45%の正面衝突が回避された」とボルボのセーフティ・センターのシニア・ディレクター、マリン・エークホルムはコメントしている。

「XC60では、衝突回避のネクスト・ステップとして、ステアリング・サポート・システムを使用して、衝突の際の衝撃を減らす予定だ」とも語っている。

ボルボは2020年を目標に、「ボルボで誰も死なない」ことを目標としている。



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