ミニ・ペースマンJCWはデトロイトでデビュー
公開 : 2012.12.13 19:59 更新 : 2017.06.01 01:22
ミニ・ペースマン・クーペは、最高速度225km/hを誇るトップ・レンジ・モデル、ジョン・クーパー・ワークスを追加する。ペースマンJCWは、4WDシステムと、215bhpの1.6リッター・ターボ・エンジンを持つスポーツ・モデルだ。
そのベースは、カントリーマンJCWと同じで、エンジンは215bhpを発揮する1.6リッター・ターボ。28.6kg-mのピーク・トルクを1900rpmから5800rpmという広いバンドで発生する。また、オーバーブースト・ファンクションを使用すれば、短い時間だが2100rpmから4500rpmの間のトルクが1.9kg-m上がる。
トランスミッションは6速マニュアルか6速オートマティックだが、どちらのミッションでも6.9秒の0-100km/h加速をマークする。このタイムは、カントリーマンJCWよりも0.1秒早い。最高速はマニュアルが225km/h、オートマティックが224km/hだ。
ペースマンJCWにはスポーツ・シャシーが取り付けられるが、それは車高が標準モデルよりも10mm低くなる。より大きなアンチ・ロールバーと、固められたスプリングとダンパーを持つ。
センター・コンソール中央に付けられた大きなスポーツ・ボタンを押すと、スロットル・レスポンスが鋭くなり、エグゾースト・ノートが大きくなり、ステアリングが硬くなる。また、オートマティック・トランスミッション・モデルでは、そのシフト・タイミングも早くなる。
4WDシステムは、電子式ディファレンシャルを持つもので、通常は50%:50%。必要に応じて最大100%がフロントまたはリア・ホイールに分配される。ホイールは18インチが標準で、19インチがオプション。この他、空力的なボディ・キットがJCW専用として取り付けられる。
価格は29,535ポンド(397万円)で、来年3月中旬に英国で発売予定。その前の1月のデトロイト・モーターショーで実車がデビューする。