アバルト124スパイダーを英国で試乗 ロードスターとどっちが「買い」?
公開 : 2017.02.28 18:19 更新 : 2017.05.29 18:23
アバルト124の英国内におけるテスト。MX-5(日本名:ロードスター)を差し置いて買うべきか? ほかのライバルとの優劣は? いざテスト。
■どんなクルマ?
カルロ・アバルトが生きていたなら、今頃微笑んでいるだろう。FCAの現代表であるセルジオ・マルキオンネもきっと同じ気持ちだろう。
近年輩出されたアバルトを名乗る、たくさんのクルマ達が用いたレシピで、その仲間達に加わるべく生まれたのが、このアバルト124スパイダーである。
手始めに、フィアット124スパイダーの1.4ℓターボ・エンジンはブーストを上げることで、30psと約1kg-mを稼ぎ、170psと25.4kg-mのトルクを得た。
身のこなしはどうだろう?
まず、このクルマは後輪駆動だ。そして、1060kgの乾燥重量は前後に平等に割り振られ、硬いスタビライザーとアバルト専用に調律されたビルシュタイン・ダンパーが付く。結果は言わずもがなである。
124スパイダーとプラットフォームを共有するマツダMX-5から受け継いだLSDはよく仕上げられているが、アバルト仕様となるとそれはまた別の次元だ。
玉に瑕なのは、その価格だ。
英国仕様のMX-5で最も高価な160psの2.0スポーツ・ナビ仕様が£23,695(332万円)であるのに対して、アバルト124スパイダーのエントリー価格は、ちょっと考えてしまう£29,565(414万円)からなのである。