DS7クロスバックを公開 プレミアム・マーケットを狙うSUV
公開 : 2017.03.01 18:55 更新 : 2022.04.23 12:05
エンジンはガソリン3種、ディーゼル2種
エンジンは、130psの1.2ℓ3気筒ターボ、180psと230psの1.6ℓ気筒ターボという3つのガソリンと、DVRと呼ばれる1.5ℓと180psの2.0ℓディーゼルが搭載される。1.2ℓガソリンと1.5ℓディーゼルには6速マニュアルが組み合わせられるが、残りはすべて新しい8速オートマティックとなる。
ローンチ時にはすべてがFWDのみで、PSAのエンジニアによれば4WDの計画はないという。但し、これはメカニカル4WDの計画はないということで、2019年に追加される200psの1.6ℓターボ・ガソリンと110psの2台のモーターを組み合わせたハイブリッド・モデルは4WDとなる。
エントリー・レベル以外のモデルはすべてアクティブLEDヘッドランプを持つ。このヘッドランプは、「ウェルカム・アニメーション」が投影される他、コーナー・イルミネーションとしても動作する。リアは42のLEDが組み合わせられたランプを持ち、人および動物を感知する赤外線ナイト・ビジョンも装備される。
また半自動のオート・パイロット・システムが備える他、フォーカル・エレクトラの高級オーディオ・システムも呼び物のひとつとなる。
魔法の絨毯を再現
PSAはハイドロリック・サスペンションを再度採用することはないが、アクティブ・スキャン・サスペンション・システムは、魔法の絨毯と形容されたオリジナルDSの乗り心地を再現しているという。このアクティブ・スキャン・サスペンションは、ウインドスクリーンの高さに設置された路面を読むためのカメラを用いて、予め電子的に可変ダンパーをセットするという仕組みだ。
DSはアクティブ・スキャンが、このセグメントでは最初に採用されたものだという。しかし、メルセデスはより高価なモデルですでにボディ・コントロール・システムを採用している。
生産は今年の年末からフランスのミュルーズ工場で行なわれる。価格は、£30,000(420万円)以上、£40,000(560万)未満がエントリー・モデルの価格となると予測される。