ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォマンテ、ニュル最速を更新
公開 : 2017.03.02 13:31 更新 : 2017.06.01 00:28
ランボルギーニ・ウラカンのライトウエイト・モデル、ウラカン・ペルフォマンテがニュルブルクリンクのノルドシェライフェで6分52秒01というプロダクション・モデルのレコードを叩き出した。
ポルシェ918スパイダーの持つ記録を5秒更新
これまでのレコードは、ポルシェ918スパイダーの6分57秒00というタイムだったが、今回、ウラカン・ペルフォマンテがマークしたタイムはこれを約5秒上回るものだった。ドライバーはランボルギーニのテスト・ドライバー、マルコ・マペッリだ。
ニュルブルクリンクでの最高速度は303km/h。これは、アヴェンタドールSVよりも23km/hほど低い。それにもかかわらず、ラップ・タイムはアヴェンタドールSVの持つ6分59秒73よりも7秒も速いタイムをマークしたことになる。
このウラカン・ペルフォマンテは、来週のジュネーブ・モーターショーでいよいよ一般公開がされる。ベッカー・カーボンのステッカーが貼られてテストがされているもので、そのことからも軽量カーボンファイバーが採用されていることがわかる。ベッカー・カーボンは、F1やル・マンのチームにカーボンファイバーを供給しているメーカーだ。ウラカン・ペルフォマンテの重量は、標準の1422kgよりもかなり軽量化されていることは、想像に難しくない。
また、ダウンフォースも大幅に向上している。
エンジンは、ウラカン・アヴィオで採用されている5.2ℓV10で、パワーは610ps、トルクは57.1kg-mを発揮する。このエンジンには、多層化されたマルチ・ポイント・インジェクションを利用した燃料噴射技術が採用されているという。
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