SuperGT王者平手も登場、ブリヂストンの2017年モータースポーツ活動計画
2017.03.06
ブリヂストンは、2017年のモータースポーツ活動計画を発表した。
本年のトピックは、欧州を中心に行われる世界最高峰の2輪耐久レース、FIM世界耐久選手権参戦チームにタイヤ供給を開始することだ。ブリヂストンは、ヤマハ、カワサキ、スズキ、ホンダ、BMW、アプリリアで参戦する有力チームに、レーシング・バトラックス・タイアを提供。今年は、鈴鹿8時間耐久ロードレースがシリーズ最終戦となることから、日本でも注目を集めそうだ。
また国内ではSuperGTにポテンザ・レーシング・タイヤを、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ RaceにポテンザRE-06D(プロフェッショナルシリーズ)、ポテンザRE-71R(クラブマンシリーズ)を供給するなど、日本のレースシーンを積極的に支援していく姿勢を示した。
IndyCarは今週末に開幕
本日の報道発表には、SuperGTのGT500クラスに参戦する平手晃平(LEXUS TEAM SARD)、安田裕信(TEAM IMPUL)がゲストとしてトークショーに登場。平手は「ダウンフォースが全チーム約25%低減される今シーズンは、タイヤのグリップが重要。昨年より開発のスピードは早くなっていて、ブリヂストンから昨シーズン以上の熱意を感じている」と開発陣への信頼を言葉で表した。
また今週末にはIndyCarシリーズが開幕を迎えるが、ブリヂストンはオフィシャルタイヤサプライヤーとして、全10チームにファイアストンのタイヤを供給する。われわれ日本のファンとしては、アンドレッティ・スポーツの佐藤琢磨の活躍を期待したい。