トヨタ・ヤリスにフェイスリフト デザイン変更と新エンジン ジュネーブ
公開 : 2017.03.07 18:10 更新 : 2021.01.28 16:43
トヨタ・ヤリス(日本名;ヴィッツ)の2017年モデルがジュネーブ・モーターショーで公開された。トピックはデザイン変更、新エンジンの追加、そしてトリム・レベルの変更などだ。
エンジンは1.5ℓにスープアップ
1.33ℓユニットに代わって1.5ℓナチュラル・アスピレーションのガソリン・エンジンが搭載される。このエンジンは、112ps、13.8kg-mのパワー、トルクを持つ。0-100km/h加速は11.0秒、CO2排出量は75g/kmだ。
ハイブリッド・モデルも改良
ハイブリッド・ヤリスは、ヨーロッパにおけるセールスの40%を占める。このハイブリッド・ヤリスには、新しいエンジン・マウント、ロール・リストリクター、ドライブシャフト、サブフレームが、ノイズとバイブレーションの低減のために採用されている。また、サスペンションとステアリングにも改良が施され、その結果、ハイブリッド・モデルの乗り心地とステアリングが向上したとされる。
デザイン、インテリアにも小変更
新しいフロント・バンパー、ヘッドランプ、テールライトなどによって若干スポーティさを感じさせるデザインに変更された。
また、インテリアではスイッチ類が新しいレイアウトとなり、カラー・トリムもアップグレードされている。ミッド・グレード以上には4.2インチのカラーTFT液晶が付く。トリム・レベルは、エントリー、ミッド、ミッド+、バイトーン、そしてトップグレードのシックだ。
もっともベーシックなモデルでも、トヨタのセーフティ・センス・パッケージを装着可能。このセーフティ・センスには衝突防止システムや、オートマティック・エマージェンシー・ブレーキ、オートマティック・ハイビーム・コントロール、レーン・デパーチャー・ワーニングなどが含まれる。
現行モデルでベストセラーのミッド・トリムに、本革巻のステアリング・ホイールなどの変更が適用された。また、ミッド+では15インチのホイール、ブラック・グリルが、バイトーンではLEDデイタイム・ランニング・ライト、16インチ・ホイール、リア・スポイラーが装備され、トップ・グレードのシックでは、その他のグレードとは異なるグリルやクローム・ディテールが付けられる。