BMW 4シリーズにフェイスリフト スタイル変更と新エンジン ジュネーブ
公開 : 2017.03.07 18:49 更新 : 2017.06.01 00:27
BMW 4シリーズの2017年モデルがジュネーブ・モーターショーで公開された。新しい2.0ℓ4気筒ガソリン・エンジンの追加と、デザインのリフレッシュがされている。
内外装の変更は最小限
2ドア・クーペ、コンバーチブル、そして4ドアのグランクーペの3モデルからなる4シリーズだが、共にスタイルの変更を受けている。フロント・エンドが若干変更され、ラグジュリーとM-スポーツのエア・ダクトもリデザインされている。ヘッドランプのグラフィックも新しくなり、オプションでアダプティプLEDが設定される。リアも、フロント・エンドに似たスタイル変更がなされ、18インチ、19インチのホイールも一新された。
インテリアの変更も軽微なもので、ステアリング・ホイール、ダッシュボードのトリムに変更が行なわれている。
ガソリン2.0ℓ4気筒ターボが新型に
エンジンは、420iに搭載される184psと430iに搭載される251psの2.0ℓ4気筒ターボが新しくなった。また、440iには従来通り325psの3.0ℓストレート6ターボが搭載される。
ディーゼルも3つ。420dに搭載される190psと、435dに搭載される224psの2.0ℓ4気筒ターボ、そして430dに搭載される313psの3.0ℓストレート6ターボだ。また、グランクーペにのみ150psの418dが設定される。
ギアボックスは、6速マニュアルか8速オートマティックが選択可能で、限られたモデルでは4WDのxDriveが選択可能。
M4はクーペとコンバーチブルに設定
トップ・パフォーマーのM4は変わらずクーペとコンバーチブルに設定される。エンジンは、Mディビジョンの手による3.0ℓ直列6気筒ツインターボで、そのパワーは430ps、オプションのコンペティション・パッケージでは450psとなる。
標準的な4シリーズに施されたエクステリアの変更を反映して、LEDヘッドランプやテールランプが新しくなっている。
2013年にBMWのラインナップに加えられた4シリーズは、3シリーズ・クーペとコンバーチブルに変わるもので、今までに世界中で400,000台以上のセールスを記録している。