レクサスLS500hがジュネーブで公開 3.5ℓV6とモーターで349ps 内装は折り紙にヒント
公開 : 2017.03.07 21:41 更新 : 2017.06.01 00:27
折り紙にヒントを得たLS500hの内装
折り紙にヒントを得て、匠の手作業でL字形の独特なプリーツ上の折り目をつけたドア・トリムや、切子細工をモチーフに、強化ガラスに加工を施すことで、繊細な造形を実現したオーナメントなどにより、日本の伝統技術と最新の生産技術が融合されているのが特徴。
運転席はドライバーの体格を問わず高いホールド性を確保しているそうだ。長時間座っていても快適であることを目指し、骨盤、大腿部、背中から肩、脇にかけて最適なサポート位置をきめ細かく設定できるシートとしたとのこと。
後席は、人を包み込む連続性のある空間を目指し、ドアトリムやシートバックがシームレスにつながる構成となる。また、タッチ・パネルでヒーターやリフレッシュ機能を設定できるオットマン付きパワー・シートを採用している。
低く構えたクーペ・シルエット 予防安全装備も抜かりなく
低く構えたスタイリングを実現したのは、新開発GA-Lプラットフォームによるところが大きいのだという。これまでの4ドア・セダンとは異なるクーペ・シルエットを創りだすため、フロントからリアまで抜ける基本立体から、フェンダーがダイナミックに突き出す構成としている。
全長は5235mm、全幅は1900mm、全高は1450mm、ホイールベースは3125mm。ホイールは19インチと20インチから選ぶことができる。(欧州仕様)
車両への追突、対歩行者、走路逸脱、交差点(出会い頭衝突)という、深刻な事故につながる4つの事故形態をカバーする予防安全パッケージにも抜かりはない。