ノーブルM600がジュネーブで公開 タルガ・トップ、シーケンシャルATの組みあわせに
公開 : 2017.03.08 12:51 更新 : 2017.06.01 00:27
タルガ・トップと、あたらしいパドルシフト・ギアボックスを組み合せるノーブルM600がジュネーブ・モーターショーにて公開された。
ノーブルM600は約3,058万円 タルガは30秒で取り外し可能
2016年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開された「スピードスター・コンセプト」に端を発するもので、今年中に発売予定。価格はおよそ£220,000(3,058万円)程度となる。
タルガ・トップはふたつのクリップでとめられており、30秒もあれば開閉が済んでしまうとのこと。ただし外したトップは車内に収めることはできないから、出先で雨が降ったときのために簡単なキャンバス・トップが用意されている。
パドルシフトによって制御できるシーケンシャル・ギアボックスはノーブルが独自で開発したもの。ノーブルを率いる、ピート・バウトウッドいわく「既製品のデュアル・クラッチATを選ばなかったのは、変速における ‘味わい’ を優先させた結果です」とのこと。
シーケンシャル・ギアボックスは標準で装備され、もしカスタマーが望めばマニュアル・ギアボックスも用意しているとのこと。ピート・バウトウッドは「マニュアルが好きなひと、わたしも好きですから」とも。
昨年のオートスポーツ・インターナショナルでディスプレイしたモデルとの相違点は、609psを発生するというV8ツイン・ターボを覆うリアのフードの形状。冷却効果を高めるための施策なのだという。
「エンジン音がより聞こえるようになったのもいいですね。中毒になりますよ」とピート・バウトウッド。
「最近、多くの主要スーパーカーから弊社(ノーブル)に鞍替えするカスタマーが増えています。信頼性が増したこと、そして人間味あるキャラクターが理由なのでしょうね」と付け加えた。