ゴルフ、フォーカスの対抗馬 ヒュンダイi30ワゴンは荷室の大きさで勝負 ジュネーブ

公開 : 2017.03.08 19:35  更新 : 2021.03.05 21:38

ヒュンダイi30ワゴンが、ジュネーブでデビューを果たした。

i30の5ドア・ハッチバックのエステート仕様は、フォード・フォーカスやフォルクスワーゲン・ゴルフの対抗馬となる。そのセールスポイントはライバルより大きなキャビンである。

1650ℓのラゲッジをライバルと比較

後席を起こした状態のラゲッジスペースは602ℓ、畳むとこれが1650ℓに拡大する。いずれもフォーカスを134ℓ、ゴルフを30ℓも上回っているのだ。i30同士でもハッチバックより309ℓ広くなったことになる。

エクステリアの特徴は、流れ落ちるようなルーフで、あたかもクーペを思わせるシルエットになっている。フロントフェイスは、ハッチバック・モデルから変更はないものの、リアは、245mm延長されたことによりリデザインされることとなった。これにより、ナンバープレートの位置がバンパーからテールゲートに移動しているのも特徴だ。

インテリアについては、ハッチバック仕様から変更はなく、5インチおよび8インチのタッチスクリーンを選択でき、Apple Carplay、Android Autoに対応している。

予想価格263万円 現実的な価格付け

エンジンは、ガソリンのエントリー・グレードが1.0ℓT0GDI 3気筒(120ps)、ミドルレンジが1.4ℓ(140ps)。ディーゼルは1.6ℓユニットで、95ps、110ps、132psを発揮する3種類のエンジンをラインナップした。

i30ワゴンの発売は今年後半になると考えられ、予想価格はおよそ£19,000(263万円)だ。

▶ 2017 ジュネーブ・モーターショー

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