中国のFESEグループ、デトロイト・エレクトリックに1700億円の投資
公開 : 2017.03.10 20:37 更新 : 2017.06.01 00:26
開発が滞っていたデトロイト・エレクトリックSP:01。助け舟を出したのは、中国のファー・イースト・スマーター・エナジー・グループ。
デトロイト・エレクトリックは、中国のファー・イースト・スマーター・エナジー・グループ(以下、FESEグループ)とジョイント・ベンチャーの契約を取り交わした。FESEグループは、ロータス・エリーゼをベースにしたEVスポーツカー、SP:01の開発と生産化に向け、1700億円にのぼる投資を行う。
最高出力は285ps デトロイト・エレクトリックSP:01のスペック
デトロイト・エレクトリックは、2020年までに世界で10万台のEVを販売することを目指しており、SP:01の生産を行うウォーウィックシャ―では、120名のエンジニアと100名の工員を新規雇用するという。
また、このほかにも2018年にエレクトリックSUVを、翌年には別の新型車を計画している。
SP:10のプロトタイプは、リチウムイオン・バッテリーを搭載し、290kmの航続距離を確保していた。最高出力は285ps、最大トルクは23.0kg-mを発揮。満充電に要する時間は4時間というものだった。
最高速度は250km/h、0-97km/h加速は3.9秒というスペックで、車両価格は£100,500(1400万円)を予定していた。最終的な価格はいまだに発表されていない。