フォルクスワーゲン・グループ年次記者会見 2016年は過去最高のセールスを記録
公開 : 2017.03.15 11:36 更新 : 2017.12.14 12:31
ディーゼルゲート問題は一段落
ミュラーはディーゼルゲートの影響が完全になくなったとは明言しなかったが、CFOのフランク・ウィッターは「北米での協定は、われわれがディーゼルゲート問題を解決するための大きなステップとなりました」とコメントした。
フォルクスワーゲンは、グループ内でもそのディーゼルゲートの影響が大きく、販売収益は0.6%減少した€1,050億(12兆8,000億円)、利益は€19億(2,320億円)だった。
アウディ、ランボルギーニ、ドカウティの販売収益は、€9億(1,100億円)上昇した€593億(7兆2,200億円)で、利益は€48億(5,860億円)となった。
スコダは、販売収益が€137億(1兆6,700万円)、収益が30.9%上がった€12億(1,460億円)、セアトの利益も3.8%上昇した€1.53億(182億円)となった。
ベントレーの販売収益は4.9%上がり、利益も€1.12億(136億円)、ポルシェも販売収益が3.6%増加し、利益も13.9%上がった€39億(4,750億円)だった。
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