次世代型ポロ 情報をもとにスタイリング予想にチャレンジ
公開 : 2017.03.16 12:21 更新 : 2017.06.01 00:26
9月のフランクフルト・モーターショーでデビューする第6世代のフォルクスワーゲン・ポロ。これまでの情報をもとにAUTOCARでは予想イラストを描いてみた。
42年目を迎えるポロの次世代型は、新型プラットフォーム、アップデートしたエンジン、改良型サスペンションといった技術的進歩を遂げる。そしてボディサイズは大きくなってしまうが、ウエイトダウンにも抜かりはない。
6代目ポロ、クレイモデルがすでに存在する
フォルクスワーゲンが公式に認めたところによれば、次世代型はスタイリングが今まで以上にダイナミックになるようで、これにはマーケットにおける存在感を高める狙いがある。
フォルクスワーゲンのデザイン・センターでクレイモデルを目にした情報筋によれば、ヘッドライトの形が刷新され、ルーフはスロープしたものとなる。それに、リア・エンドは入り組んだ形状になるようだ。
アウディA1やセアト・イビザ、スコダ・ファビアといった同グループの最小モデルと同様に、新型のMQB A0シャシーを使用するはずであるが、これまでのスパイ・フォトを見るかぎりホイールベースは大きく、それにあわせてルーフラインも前後に伸びている。こうしたことから、室内スペースは大きくなることが想像できる。
クロス・ポロの導入は不明 ディーゼルは継続
最新の情報では、3ドアと5ドアのふたつのボディ・スタイルが用意されるようだが、クロス・ポロが導入されるかどうかは現在のところ不明である。
エンジンは、エントリー・グレードに3気筒ターボ・ガソリン・エンジンが採用される予定で、65ps、75sp、95ps、115psが用意されるだろう。その代わりに、1.2ℓのターボ・ガソリン・ユニットはカタログ落ちとなる見込みだ。
ほかにも最新型ゴルフに搭載される1.5ℓ4気筒ガソリン・ターボ(130ps、150ps)、ほかにも2.0ℓ4気筒ガソリン・ターボ(202ps)が用意されるだろう。
フォルクスワーゲンは、小型ディーゼルのラインナップを、マイルド・ハイブリッドに入れ替える意向を表明しているが、次世代型ポロについてはディーゼル仕様が継続されるようだ。
▶海外ニュース / フォルクスワーゲン、小型ディーゼルから撤退