アウディQ4 新型SUV登場へ X2、GLA、イヴォークを標的
公開 : 2017.03.16 19:32 更新 : 2017.06.01 00:26
覚えてますか? アウディTTオフロード・コンセプト(写真:黄色の車両)。2014年4月に公開されたあのクルマが、アウディQ4として市販化へ。
アウディQ4が2019年に発表されることが、アウディの年次記者会見で認められた。エレクトリックSUVのQ6、そしてラグジュアリー・モデルのQ8に続くスタイリッシュSUVの登場だ。
この美しき5シーターSUVは、BMW X2、レンジロ―バー・イヴォーク、メルセデス・ベンツGLAのライバルとなるもの。ショールームに並ぶのは2019年の予定で、価格は£28,000(390万円)からという設定になるだろう。
現行アウディQ3よりも長い全長
Q4が採用するのは、第2世代のQ3に用いられたMQBプラットフォーム。アウディの関係者がAUTOCARに明かしたところによれば、全長は4500mmと考えられ、現行Q3に比べて110mmも長いことになる。
2014年の北京モーターショーで初披露されたTTオフロード・コンセプトがアウディQ4の原型だ。このため、プロダクション・モデルにも弧を描くようなルーフラインとリフトバック・スタイルのテールゲートが備わる。
インテリアは、フルHDのインストゥルメント・ディスプレイ、ジェスチャー・コントロール、9.2インチ・タッチスクリーン・ナビ、それに最新式のコネクティビティ機能が備わる。
アウディQ4 エンジンは5種類か
Q4には新世代の4気筒ガソリンおよびディーゼルを搭載することになり、いずれも排気量は1.5ℓとなる。
これに現行の2.0ℓ4気筒ガソリンおよびディーゼル・エンジンのアップデート版がくわわり、さらに新開発の2.5ℓ5気筒ガソリン(400ps)をつむRS Q4も予定されている。
また、EV走行による航続可能距離が50kmというプラグイン・ガソリン・ハイブリッドのQ4 e-トロンが登場する。