日産、新世代車両設計技術「日産CMF」を導入

2012.02.28

日産自動車は、新世代車両設計技術「日産CMF(コモン・モジュール・ファミリー)」を2013年以降発売する新型車の車両開発に導入すると発表した。

これはモジュール設計コンセプトと、シミュレーション技術やバリエーション設計技術、そしてコンポーネント設計シンプリシティ追求を融合させたもので、開発コストの削減を目指すというもの。

具体的に、日産CMFは、エンジンコンパートメント、コクピット、フロアーアンダーボディ、リアアンダーボディの4つのモジュールとし、それぞれに適切なバリエーションを用意し、これらモジュールを変更することによって小型車から大型車、またはSUVまで効率よく設計するというもの。

日産は、中期経営計画「パワー88」で、合計51車種の新型車を導入すると発表しているが、この日産CMFが開発の期間の短縮とコスト低減につながるものと思われる。

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