ランドローバー・ディスカバリーはどう変わったか アウディQ7/ボルボXC90との実力差は?

公開 : 2017.03.24 18:19  更新 : 2017.05.29 19:17

■どんな感じ?

先代に比べ、新型は軽く、やや低く、堂々たる風格は薄まった感もあるが、運転席に座れば、やはりもっとも見晴らしが良く、優れたSUVであると感じる。

乗り込む際の感覚は、段を上がるようで、視界はドイツ勢のライバルより5cm以上は高いはずだ。着座姿勢は立ち気味で、脚は曲げるスタイル。左右のショルダーラインも、周囲のクルマたちも見下ろすこととなる。

2列目と3列目のスペースは上々。最後列であっても広く、シートも成人が乗るに十分なサイズがある。チャイルド・シート用のISOFIXアンカーも備わり、オプションでヒーターを追加することも可能だ。

便利なのは、HSEラグジュアリーには標準装備、HSEではオプションとなる、リア5席の電動フォールディングだ。操作はフロントのインフォテインメント・ディスプレイやラゲッジ・ルームのスイッチだけでなく、専用アプリを入れたスマートフォンでも行える

エンジン音は、アウディQ7の3.0TDIに比べるとちょっとボリュームが大きめだが、ディスカバリーの穏やかな走りを大幅に損なうほどではない。

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