ノーフォークにあるゼノスの工場は短期的にはコンソーシアムの手に渡るが、将来的には南アフリカにあるコブラ378の生産拠点へ統合することも視野に入れている。

ゼノスE10が、ACゼノスの方向性を示す

ルビンスキーは、ゼノスE10について、「ファンタスティックで、非常に出来もいい。これから進んでいくうえで、確かな方向性を示してくれるでしょう。開発に関わった方々は、自らの仕事を誇りに思うべきです」と話している。

今後数週間は、ゼノスの現状を評価する期間にあて、そのなかでクーペ・モデルのような派生車種の検討も含めて、様々な可能性を考えていくという。

「エンジニアリングの水準は非常に高いのですから、間違いなく他のモデルが生まれる可能性がそこにはあります。わたくし共は、現行モデルを継続しながら、新モデルについて模索していくことになるでしょう」