レンジローバー・ヴォーグがマイナー・チェンジ 3.0ℓディーゼルには意外な敵が待っていた
公開 : 2017.03.29 16:45 更新 : 2017.05.29 19:18
「InControlタッチ・プロ」 よくなった?
以前行ったテストで、旧式の使い辛さや遅い反応を批判したことがあるが、新しく導入されたものは、以前より使いやすい。
クルーズ・コントロール、車線逸脱警告システム、前車接近警告機能は標準で装備されるなど、2017年モデルは安全性能も向上している。
テスト車は新しく設定された「ドライブ・プロ」パッケージを搭載しているため、クルーズ・コントロールと車線逸脱警告システム、さらにブラインド・スポット・ディテクションが装着されていた。
これらの装置を装着したからといって、すぐに劇的に変わるわけではないが、いろいろな場面でこれらの補助機能に助けられていくと、いつの間にかよりリラックスして運転ができることに気がつくだろう。
インテリアも最高レベル。大部分がやわらかいレザーで覆われる室内は、粗探しを試みたところで非難すべきポイントは見当たらない。
シートは快適で、調節機能は多彩。ホールド性にも優れている。リア・シートも同じく快適で、3人の大人を長距離乗せても文句が出ない水準だ。