ホンダ・シビック メーカーとユーザーの期待に応えられるか? 1.0ℓ3気筒を試乗
公開 : 2017.03.30 12:00 更新 : 2017.05.29 19:09
1.0ℓ3気筒エンジンを載せるホンダ・シビックの試乗です。フォルクスワーゲン・ゴルフやフォード・フォーカスの話も交えながら、評価します。結論はどうでしょう?
■どんなクルマ?
メーカーもユーザーも期待している
ホンダ・シビックは、ホンダにとって大きな意義のあるクルマだ。
70年の歴史の中で、単一車種としては最大規模の開発体制を敷いたモデルなのだから。
新型は、新開発のプラットフォームを用い、洗練度を高めたマルチリンク・リア・サスペンションや、ねじれ剛性を52%、横剛性を88%向上させたモノコックを備える。
以前のスペインでの試乗ではホンダが欧州市場を再評価した成果の恩恵が感じられた。
技術開発チームは、走りや快適性、ドライビングの魅力で、競合するCセグメント・モデルを凌ぐことを目指したのである。
今回、英国内で試乗したグレードはEX1.0ターボ。フォード・フォーカスのエコブースト・モデルやプジョー308の1.2ピュアテックといった3気筒モデルを上回ることが求められるモデルだ。
シビックより上の価格帯のフォルクスワーゲン・ゴルフ1.0TSIやアウディA3などとの競合も見込まれる。