ホンダ・シビック メーカーとユーザーの期待に応えられるか? 1.0ℓ3気筒を試乗
公開 : 2017.03.30 12:00 更新 : 2017.05.29 19:09
飛ばしてみて明らかになった不満 内装は?
高速域に届いても、ハンドリングはおとなしい前輪駆動車のそれで、元気のいい走りを楽しめる類のものではないことを知るばかり。
スポーツ・モードでさえアジャスト性に欠け、先代モデル同様、アンダーステアに屈する傾向があらわになる。
ボディ・サイズの拡大は、当然ながらキャビンの広さにもつながり、後席でも足元と頭上のスペースが致命的に不足しているとは感じない。
ラゲッジ・スペースは478ℓとなる。
インフォテイメント・システムの「ホンダコネクト」はごく一般的なレベル。
Apple CarPlayやAndroid Autoによるスマートフォンとの接続性は良好だが、それ以外はライバルのそれより時代遅れな印象が拭えない。
インテリアは先代より大幅に改善されている。角度のついたセンター・コンソールや高いセンター・トンネルは、シフト・レバーを手元に近づけてくれて、TFT液晶の計器盤は昔ながらのカウルに覆われたスタイル。
シンプルかつレイアウトも良好。見た目もよい。