フィアット500Xとベイビー・ジープは2014年前半から生産

公開 : 2012.12.21 15:16  更新 : 2017.06.01 01:23

新しいフィアット500X SUVと、新しいベイビー・ジープは2014年前半から、8億1000万ポンド(1104億円)を投資したメルフィ工場で生産が行われるとフィアットが発表した。

この新しい2つのモデルは、西ヨーロッパは、マスマーケット・モデルから利益率の高い高級志向のモデルへ移ろうとしているフィアットの戦略を具現化したモデルでもある。ちなみに、新しいベイビー・ジープは、メルフィ工場のみで生産され、4WDのみとなる。

また、この戦略の第3のモデルとして用意されているのが、新しいフィアット・プントだ。これは、2015年に登場する予定だ。

リニューアルされたメルフィ工場は、新しい溶接ロボット、ペイント・ブース、パネル・プレス機、そしてアッセンブル・エリアを持ち、3交代制で1日1,600台の生産が可能だという。

フィアットは2016年までにメイド・イン・イタリーのモデルを19モデル出すとしている。その中には9台のアルファ・ロメオと6台のマセラティも含まれる。

なお、パンダをはじめとする安いモデルは、経費の安いエリアで生産されることとなる。事実、500Lは、セルビアのザスターバ工場で生産が行われている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事