クォロスGQ3を公開
公開 : 2012.12.24 12:15 更新 : 2017.06.01 01:23
中国の自動車メーカー、クォロスは、ジュネーブ・モーターショーでデビューする第1号車、GQ3の写真を公開した。
このクォロスGQ3は、フォルクスワーゲン・ジェッタに対抗するCセグメント・サルーンで、ヨーロッパおよび中国で販売される。
クォロスは、このGQ3を、高いスペックと、情報エンターテイメントを標準とした広い室内、そしてハイクオリティな作りと、独特のデザインを持つとしている。また、安全性では、ユーロNCAPの5スターを達成するように設計が行われているという。
元ミニのデザイナー、ガート・ヒルデンブランドは、ミュンヘンと上海にデザイン・チームを作っている。
その長いホイールベース、Cピラーに融合するルーフ・ラインと、1839mmというクラス最大の幅が、そのスタイルの基本となる。ホイールは最大19インチだ。その3×8本スポークのアロイ・ホイールは、クォロスの特徴でもある。
インテリアは、8インチのタッチ・スクリーンを用いたことによって、ボタンとスイッチ類を減らすこととしている。このスクリーンは、インターネットにも接続でき、ナビゲーション・システムや電話とも融合している。
議長代理、フォルカー・ステインワッシャーによれば、クォロスは、ライバルよりも若いユーザーをターゲットにするという。
「クォロスは、上昇志向の強いユーザーに応えるため、全ての努力をしてきた。」ちと元フォルクスワーゲン北アメリカに籍を置いていた彼はコメントしている。
「彼らはデザインとクオリティに非常に厳しく、洗練されたテクノロジーと安全基準も重要視する。まったく新しいブランドとして、これら顧客のオーダーに応えるとともに、その部分で妥協を一切しないということがわれわれの長所だろう。」と。