次期メルセデス・ベンツSクラス、上海を前に最新情報を入手 エンジンは?
公開 : 2017.04.13 19:44 更新 : 2017.12.14 12:31
かねてから噂の絶えない、新型メルセデス・ベンツSクラス。全自動運転の未来は、すぐそこまできているようです。エンジンも予想してみました。
外観は少しだけ 中身はガラリと変更
来週から始まる上海モーターショーがデビューの場と見込まれているフェイスリフト版Sクラス。
外観は、プロダクト部門を率いるカーク・ペッツァーによると「抜け目なく、そして繊細な変更にとどめた」とのこと。具体的には前後バンパーやLEDのライト、グリルが少しだけ変わっている。現行型に乗るカスタマーの声を反映しているのだそうだ。
一方、中身はガラリと変わっているという。
特筆すべきは、ドライバー・アシスト・システム。自動運転を進める内容になっている。
全自動運転、すぐそこまで
自動運転を促進するシステムのひとつとして挙げられるのが「アクティブ・ディスタンス」と呼ばれるもの。加速、ブレーキングを全自動で行う。制御はナビゲーション・システムの情報がもとになる。
もちろんナビだけを頼るのではなく、「アクティブ・スピード・リミット・アシスト」も力を発揮する。以前から備わる、標識を「見る」装置だが、内容は最新版にアップデートされているのだそう。
「ディストロニック」クルーズ・コントロールを含め、その場の制限速度にがんじがらめになるのではなく、あくまで周囲の環境にあわせられる柔軟性を備えているというのも興味深い。