F1ファン必見! 雨の中国GPでAUTOCARが学んだ4つのこと

公開 : 2017.04.15 17:00  更新 : 2017.06.01 00:23

3、「DRSは、効果減」

近年のF1では、DRS(ドラッグ・リダクション・システム)の効果があまりに強くなり過ぎていた。リア・ウイングのフラップが開いただけで、前走車を軽々とパスしてしまうのは、いささか興ざめだった。

しかし、高いレベルのドラッグを生み出す2017年シーズンのマシンでは、DRSの効果が以前より少ないようだ。つまり、FIAが元々望んでいたレベルに落ち着くことになる。

これでバトルが熱くなる? それは分からない。

4、「マクラーレンホンダはトラブルに苦しんだ」

研究開発にあてる予算は参戦チームのなかでもトップレベルにあり、有能なテクニカル・スタッフまでも揃えるマクラーレン・ホンダ。現代F1のベストドライバーと言われる男と将来有望なヤングスターを擁するのだから、フェラーリ、メルセデス、レッドブルの3強に割って入るべきチームであろう。

もし彼らがメルセデス製エンジンを使っていたら実現されていたであろうことも、ホンダ製のエンジンが悪さをして勝てないでいる。

今回もストフェル・バンドーンと、フェルナンド・アロンソはマシン・トラブルによるリタイアとなった。

次戦はどうなるだろう?

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