ルノーRS 2027 「10年後のF1」示唆 ハイブリッドや自動運転も採用 上海
公開 : 2017.04.19 12:51 更新 : 2017.12.14 12:30
上海モーターショーで発表されたルノーRS 2027は「10年後のモータースポーツ・シーンが、どうなるか?」を指し示すコンセプトです。
F1の走行時間は短くなる? ハイブリッドを採用
ハイブリッド・パワートレインは、1360psを発揮する。ちなみに車重は600kgだから、パワー・ウエイト・レシオは2267ps/トンにおよぶ。
内燃機関はV6ターボチャージャーを使用。回生エネルギー・システムを積極的に採用することで、こんにちのシステムの4倍のアウトプットが可能だとルノーは言う。
パワーは4輪に伝わり、電力のみで走ることもできる。たとえばピット・レーンやセーフティカーが先導する場合などに使えるようだ。
将来的に、レース時間は短くなるとルノーは考えており、今のF1マシンが105kgの燃料を取り込むことができるのに対し、RS 2027は60kgに留まっている。