6代目VWポロ・プロトタイプに試乗 ふたたびフィエスタ/デミオに勝てるか?

公開 : 2017.04.24 12:00  更新 : 2017.05.29 18:56

どこをとっても「高品質」

悪路において、大きな突き上げがあった時、いなしが十分でなく衝撃がキャビンに到達するケースが見受けられたが、ほとんどの突き上げは上手く処理している。

高速域でポロは、素晴らしい安定をみせ、しっかりとした操舵性と応答性をもったステアリングを持ってすれば、コーナーの入り口に差し掛かった時に不安になることは皆無だ。

インテリアはどうだろう。キャビンの静粛性はよく、質感は高く、そして配置もよく考えられている(この段階では偽装が施されていたため、真偽のほどは定かではないが、T-Rocで採用される色彩豊かなダッシュボードが採用されるかもしれない)。

さらに驚かされるのは、広い車内空間である。

このクルマの数字を並べてみると、全長4053mm、全幅1751mm、全高1446mm、そしてホイールベースは2564mmである。

ちなみに現行モデルは、それぞれ3972mm、1682mm、1543mm、2470mm。

リア・シートには大人が2人座るスペースが十分あり、トランク・スペースに関しても同じことが言えるだろう。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事