いすゞのピックアップ ふつうに運転できる? 「D-マックス」に初試乗
公開 : 2017.04.26 10:00 更新 : 2017.05.29 18:26
洗練性はライバル以下 実用性は競合と同等
積載量が多いとエンジンは耳障りで、高速道路レベルの速度域では、風切り音やロード・ノイズもライバルより大きめだ。
2.5ℓから1.9ℓへ縮小したエンジンは、パワーは同等だがトルクはわずかにダウン。ただし、CO2排出量は37g/km、燃費は3km/ℓ弱改善され、ユーロ6に適合した。
加速タイムは未発表だが、そこを気にするユーザーは少ないだろう。6速ATのゆったりした性格も、そのことを示唆している。
それより重視されるのは、運搬能力であるはず。3500kgの牽引重量は日産やフォルクスワーゲン、フォードの競合車と同等。
いっぽう1101kgの積載量はVWアマロックに迫り、このクラスのダブルキャブとしては最高水準に近い。荷台は、欧州基準パレットの積載を想定した寸法となっている。
室内環境はどうだろう?