フォルクスワーゲン、ドゥカティ売却を検討 ディーゼルゲート後の合理化
公開 : 2017.04.28 16:37 更新 : 2017.06.01 00:21
フォルクスワーゲンが、モーターサイクル・ブランドの「ドゥカティ」について、売却を検討しています。世界に誇る日本のオートバイ・メーカー各社は、この好機をただ見過ごすのでしょうか?
5年目のお別れ? VWグループの動向
フォルクスワーゲンが、モーターサイクル・ブランドのドゥカティについて、売却を検討している。
さらに、投資銀行のEvercoreに対して、ディーゼルゲート後の戦略評価を依頼しているという。
同グループのアウディがドゥカティを買収してちょうど5年目になるが、燃費不正の対応に要するコストは高まり続けており、歴史あるブランドの放出という話がでてきたのだ。これは、VWがWRCから、アウディがル・マンとWECから撤退した流れにそったものである。
ホンダ、カワサキ、ヤマハといった競合他社が、ドゥカティの買収に関心をもつ可能性は充分ある。AUTOCARでは新しい情報が入り次第、続報をレポートする。