活躍せずに終わったグループCのキワモノたち (5位〜1位)
公開 : 2017.05.07 11:00 更新 : 2017.06.01 00:20
第2位 ミラージュ M12
英国ティガ・レースカーズ製の定評あるシャシーをベースに、専用のボディワークをしつらえ、3.9ℓ V8のコスワースDFLを搭載。マイケルとマリオのアンドレッティ親子のドライブで82年のル・マンに参戦したが、車検をパスしたにもかかわらず、決勝スタートの寸前でオイルクーラーの位置について疑義が持ち上がって出走できなかった。
第1位 オルマス GLT200
チーム・オーナーでありドライバーでもあるルイジ「ジジ」タヴェルナが、それまでのアルバAR3に換えて意欲満々に開発したCカー。ジャンニ・ロバルトーロが設計した。88年のモンツァ1000kmの予選に姿を現した後、同じ年のシルバーストーン1000kmでデビューして16位でフィニッシュ。ル・マンにもエントリーしたが、予選で2基のコスワースV8を使い切ってしまい、決勝には進めなかった。