プジョー301、西欧諸国以外でのセールスを見込む

公開 : 2013.01.04 10:37  更新 : 2017.06.01 01:23

プジョーは、西ヨーロッパ以外でのセールスを加速するためには、ミドル級サルーンである301の成功が鍵を握っていると、昨年秋にヴィンセント・ランボーに代わってブランドCEOについた38歳のマキシム・ピカットは語った。

プジョーは、とりわけフランスでの損失で非難されているが、西欧諸国以外でのセールスは2010年に30%を占めている。また、2011年には中国との合弁会社、東風汽車公司(ドンフェン・モーター)との売上は42%も上昇している。プジョーは西欧諸国以外での売上目標を2015年までに50%、2020年までに60%までにしたいと考えている。

301は、208のプラットフォームを延長した4.4mのサルーンで、トルコ、中央および東部ヨーロッパ、ロシア、ウクライナ、中東と若干のラテン・アメリカで主に販売しようと計画している。また、第二段階としては、301を中国で製造する計画だ。

この新しい4ドア・サルーンは、西欧諸国以外での売上にとって非常に重要なポジションだマキシム・ピカットは主張している。というのも、ヨーロッパではこのサイズの新車が、全体の販売数の僅か2%であるのに対し、中東では74%、アジアでは64%、東ヨーロッパとアフリカでは50%の売上を占めており、その割合が落ちるような傾向がないからだ。

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