アウディA2の計画は中止

公開 : 2013.01.04 11:24  更新 : 2017.06.01 01:23

アウディの高いポジションの関係筋からの話によれば、アウディA2の計画は中止されることに決定した。アルミニウム・スペースフレームのA2は、プラグイン・ハイブリッドとして2011年に製造が開始され、純粋なEVバージョンが2015年に製造が開始される予定だった。

しかし、A2プロジェクト自体が中止になったとアウディの関係者はAUTOCARに話した。

本来は、この新しいA2はBMW i3のライバルとなるモデルであった。A2は、初代Aクラスと似たサンドウィッチ・フロアを持ち、そのサンドウィッチ部分にリチウム・イオン・バッテリーを搭載するモデルだった。114bhpの電気モーターが前輪を駆動し、4時間の充電で200kmの航続距離を可能とするモデルであった。

しかし、アウディの予想よりもEV市場が大きくならないという予測がされた。ヴォグゾール/オペル・アダムのEVバージョンもその計画が中止されたし、日産リーフの売上高は予想を遥かに下回っているというのがその理由でもある。

2011年には9,679台を販売したリーフだが、カルロス・ゴーンは2012年には20,000台を販売目標に掲げていた。しかし、実際には昨年10月末の時点で6,791台しか売れていない。

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