メルセデス・ベンツSクラスは5つのボディ・ラインナップ
公開 : 2013.01.04 12:03 更新 : 2017.06.01 01:23
メルセデス・ベンツSクラスは、5つのボディ・ラインナップが用意される。そして、そのターゲットにはベントレー・コンティネンタルGTが含まれるようである。
いままでのCLに置き換えられるこのSクラス・クーペは、コンチネンタルGTに対抗するように、マッシブなボディ・スタイルが与えられている。「フロント・デザインはアグレッシブで、サイドはリア方向に低くなるプレス・ラインが施される。また、リアのオーバーハングは驚くほど短くなるだろう。」と情報筋は語っている。
2014年のパリ・モーターショーでカブリオレ・モデルがデビューし、その6ヶ月前のジュネーブ・モーターショーで、クーペ・モデルが登場する予定だ。このカブリオレ・モデルは、ベントレー・コンティネンタルGTCがターゲットである。そのファブリック・ルーフのスタイルは、2007年にメルセデス・ベンツ・オーシャン・ドライブというコンセプト・モデルで発表されたものに基づくことになる。
2002年に復活したものの、10年の間、期待はずれのセールスでしかなかったマイバッハの生産をストップしたメルセデスは、そのかわりにSクラスに5つのボディ・ラインナップ、そして3つの異なるボディ・スタイルとホイールベースを与えることになる。
W222の内部コードで開発される新しいSクラスは、クーペとカブリオレ、そして3つのホイールベースを持つフラッグシップ・サルーンが用意される。
サルーンは、通常のホイールベース、ロング・ホイールベース・バージョンの他に、ロールス・ロイス・ゴーストやベントレー・コンティネンタル・フライング・スパーに対抗するため、プルマンのの名前を持つ更に長いホイールベースのモデルが設定される。しかし、基本的なスタイルは、この3台とも同じだという。
この通常のホイールベースおよびロング・ホイールベース・モデルは、2013年のフランクフルト・モーターショーで登場する予定だ。また、マイバッハ57に準じて5700mmの長さを持つプルマンは、2014年に北京モーターショーで公開される計画である。