アウディCEO、ディーゼルを不安視 「天然ガス自動車」に活路を模索中

公開 : 2017.05.10 12:10  更新 : 2017.06.01 00:20

アウディのCEOは、ディーゼルの先行きを不安視しているようです。同時に、「天然ガス自動車」に希望を見いだしている様子。ちょっと先の未来に触れてみませんか?

アウディのCEOも不安視 「ディーゼルの先行き」

ついこの前までディーゼルはモテはやされていたのに、今や政府や方が学術的なプレッシャーを与えはじめている。これが現状だ。

これに対し、アウディのCEO、ルパート・シュタートラーは「たしかにディーゼルは、技術としての価値がありますが、ガソリンほどの価値は見込めまないことを理解しています」とコメントした。

認めざるをえない内燃エンジンの実力

「もちろんディーゼルは、トルクや燃費面でメリットがあることは認めます。むこう10〜15年で、マーケットの70〜80%が、ディーゼルとガソリン、ハイブリッドになるでしょう」

「一方で、残りの約30%がピュア・エレクトリックになるでしょう」

「いま、われわれはバッテリー技術に対して、かなりの投資をおこなっています。しかし冷静に考えますと、『航続可能距離』でもっとも優位なのは、やはり内燃エンジンなのです」

そこで、キーワードとなってくるのが「天然ガス自動車」なのである。

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