BMW 5シリーズ・ツーリング F11から熟成 ドライバーズカーからクルーザーへ

公開 : 2017.05.12 16:30  更新 : 2017.05.29 14:39

数字でも5シリーズ・ツアラー検証

複合素材を随所に適用して、先代モデルに対して100kgの軽量化を実現しているのもポイント。たとえば、テールゲートはアルミ製である。軽量化の恩恵は、燃費向上だけでなく多岐に及ぶ。

BMWは、導入時に、英国向けにふたつのガソリン・エンジンと3つのディーゼル・エンジンを用意する。全てのエンジンは8速ステップトロニック・オートマティックと組み合わされる。

数字上の大きな飛躍は、520dと530dで、前者は、190psの2.0ℓ4気筒エンジンを、後者は、264psの3.0ℓ直列6気筒エンジンを搭載し、後者はさらにxDrive(4WD)と組み合わすことができる。

メーカーによると、ニューモデルは11%の燃費向上を実現しているという。520dは22.1km/ℓを視野に入れ、0-100km/h加速を5.8秒で駆け抜ける530dのEU複合モードの燃費は、19.9km/ℓへ改善しているという。

520dは、減税適用後で£38,385(566万円)〜、530dは、£46,235(681万円)〜で購入できる。£2,000(30万円)を追加すれば、xDriveを装備することもできる。

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