どっちが賢明? 既存モデルのEV化 EV専用のブランド構築 BMW「i」封印か
公開 : 2017.05.21 11:10 更新 : 2017.12.14 14:42
それぞれの戦略 メリットとデメリット
単一のEV用プラットフォームを開発することは、既存アーキテクチャーを大幅に改修してEV化するより、技術的にははるかに容易だ。
しかし、既存モデルのEV仕様であれば、各モデルの認知度を利用したマーケティングが可能になる。
見慣れたモデルのバリエーションと、聞き慣れない新型車、あなたが買うならどちらを選ぶだろうか。
この分野で先行してきたBMWは、いち早くEV専業の「i」ブランドを立ち上げ、展開してきた。
しかし、現在ではあらゆる選択肢に目を向けるようになってきた。間違いなく、EV市場での成功を収める近道を辿るためだ。