ルノー・キャプチャー1.2ℓガソリンに試乗 「これは売れる」 高評価
公開 : 2017.05.24 11:40 更新 : 2017.05.29 19:22
ルノー・キャプチャーの「マイチェン版」の試乗記です。デビュー時から、マーケットの情勢が変わりましたが、それでもなお輝くことができるのでしょうか。
■どんなクルマ?
「あるとよい」から「なければならない」へ
クルマのトレンドはめまぐるしく変わる。
あれはわずか4年前、出たばかりのルノー・キャプチャーをレビューするために運転する機会に恵まれた。その時わたしは、「これから拡大するSUVカテゴリー」と記した記憶がある。
それがどうだろう。今や、SUVカテゴリーは、あらゆるメーカーにとって極めて大切なものとなった。このページの主役、ルノー・キャプチャーも、ヨーロッパではベストセラーへと成長したのだ。
まったく知られていない状態から革命的な成功を収めたということは価値のあることだ(もともとキャプチャーは背の高いクリオ程度のクルマだった)。
ローレンス・ヴァン・デン・アーカーによる調和のとれたデザイン、産業ごみたちのなかから選りすぐられたドライビング・スタイル。
メーカーが最初のライフサイクルのリフレッシュを行う際に、一度白紙に戻して考え直したのが成功の理由だとおもう。
このキャプチャー、マイナーチェンジにおいて機関の変更があったのだろうかか?