ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ最速試乗 675LT、911GT3 RSは要注意
公開 : 2017.05.25 11:10 更新 : 2017.05.29 19:21
最大の変化はステアリング
オプションの可変レシオ・ステアリングと磁性流体ダンパーは、ALAや再調整されたスタビリティ・コントロールのポテンシャルを存分に体感させ、このクルマをより敏捷に思わせる。
最大の変化はステアリングにあり、コルサ・モードではロック・トゥ・ロックが狭まって、スタンダードなウラカンを圧倒するほどその気にさせてくれる。その頼れる感覚は、スロットル操作にも自信を与えてくれる。
そう、そのスロットルもまた素晴らしい。
近年、ターボ・エンジンのスーパーカーに馴れつつあるが、ペルフォルマンテに積まれる爆発的な自然吸気V10は、大音量だけでなく、レスポンスとリニアさにも目の覚めるようなものがある。
実にシャープかつエキサイティングで、激しくうるさくても言い訳を探してでもピーク・パワー発生点の8000rpmまで回したくなる。それでいて、幅広いパワー・バンドが、ただ回すだけでなく、さまざまな走り方を選ばせてもくれる。