Bless的趣味車ツーリング Vol.15

2017.05.21

スペシャル・ショップ、オートモービルアシスト・ブレスが主催するツーリング、Bless的趣味車ツーリングも今回で第15回目。古今東西様々なクルマが集うのが大きな特徴です。

text & photo: Hidenori Takakuwa (高桑秀典)

 
スペシャル・ショップ、オートモービルアシスト・ブレスでは、気軽に購入できるクラシックカーの入門モデルからベテランの自動車趣味人も大満足の名車までを販売・整備している。その中心となっているのは、品質のよさやデザイン性の高さをアドバンテージとしていた’60〜’90年代前半の稀少輸入車たち。愛機のオースチンヒーレーを駆り、全国各地で開催されているクラシックカーラリーに積極的に参戦していることで知られる加藤代表が、クラシックカーの買い取りをする中で見つけた良質車やレアなクルマを店頭販売しているのだ。

整備と仕上げを自社にて行うことでブレスではリーズナブルな販売価格を実現しているが、ユーザーを中心とした自動車趣味人に良質車やレアなクルマだけではなく、楽しく走れるシチュエーションも提供している。その、楽しく走れる機会こそが、毎年、春と秋に行われている「Bless的趣味車ツーリング」で、去る5月21日に実施されたのは“春の遠乗り会”だった。

第15回目となった今回の目的地は那須で、参加者たちは、まず圏央道の菖蒲パーキングエリアに集合した。その後、東北自動車道を北上し、大谷パーキングエリアで小休止。ここで合流したクルマを含め、総勢25台にて西那須野塩原インターを目指した。

西那須野塩原インターで一般道へ下りた一行は、第一の目的地である、もみじ谷大吊橋へ向かい、こちらで約30分ほどクルマ談議や散策を楽しんだ。次なる目的地は道の駅 那須高原友愛の森。参加者たちは施設内のレストランや周辺の飲食店などで昼食を堪能し、再び各々の愛車に乗り込んだ。再出発後、スキー場のマウントジーンズ那須を経由する風光明媚なルートを走って那須連山の絶景と新緑を楽しみつつ、最終目的地である那須クラシックカー博物館へと愛車を元気よく走らせた。

那須クラシックカー博物館を見学し、恒例となっている愛車撮影会などを満喫した一行は再び東北自動車道へ入り、解散場所として設定された羽生パーキングエリアを目指した。結局、事故渋滞がひどく、佐野藤岡インターで一般道へ下りるのが得策だったため、羽生パーキングエリアでの加藤代表のよる締めの挨拶は行われなかったが、今回のツーリングも楽しい印象だけが残る至極充実したものだった。

次回のBless的趣味車ツーリング Vol.16は、来たる9月23〜24日に開催される熱海HISTORICA G.P. 2017を目的地とする予定なので、今回と同じように楽しいひとときを過ごせるだろう。

  • 各車集合後、ブレスの加藤代表が挨拶し、今回の走行ルートを詳しく説明。

  • 加藤代表のオースチン・ヒーレーが長い車列を引っぱるかたちで走行。

  • 安全第一なので、左車線をマナーよく走行しながら目的地を目指した。

  • 1回目の休憩ポイントは東北自動車道の大谷パーキングエリア。

  • 混雑前だったので、大谷パーキングエリアではまとまって駐車できた。

  • ’60〜’90年代前半の稀少輸入車が法定速度を守りながらキレイに疾走。

  • 西那須野塩原インターで一般道へ下り、那須千本松牧場の前を通過。

  • 今回のツーリングでは、もみじ谷大吊橋が第一の目的地となった。

  • 当日は朝から暑かったこともあり、早くもソフトクリームを堪能。

  • 30分ほどノンビリできたので、大吊橋を散策した参加者も多かった。

  • ドイツ車、英国車、そして、イタ・フラ勢がバランスよく参加した。

  • ランチ・タイムは各自自由に飲食店をチョイス。筆者は帯うどんを注文。

  • 道の駅 那須高原友愛の森では、全車をまとめて駐車することができた。

  • 一般道では車列が途切れるため、先行組が所々で後続車を待って走行。

  • 加藤代表のオースチン・ヒーレーが一般道においても各車を先導した。

  • 今回はアルファ・ロメオが多く、暑くて熱いツーリングとなった。

  • 航空機の格納庫を想起させる外観の那須クラシックカー博物館を見学。

  • 那須クラシックカー博物館では、建物の裏にあるグリーンに駐車できた。

  • 博物館には自動車の黎明期に生産されたモデルなども展示されている。

  • スケジュールがゆったりしていたので、展示車を細部まで観察できた。

  • 当初の予定では東北自動車道の羽生パーキングエリアが解散場所だった。

  • 予期せぬ事故渋滞の発生により、今回は最後に集合せず流れ解散となった。

  • オースチン・ヒーレー3000 Mk-III

  • トライアンフTR6

  • 日産フェアレディ240ZG

  • ローバー・ミニ(オースチン・セブン仕様)

  • メルセデス・ベンツ280SL

  • AMG E400ステージII

  • メルセデス・ベンツ450SLC

  • BMW M6

  • アルピナB7ターボ

  • BMW M5

  • ロータス・ヨーロッパ・スペシャル

  • オースチンA35

  • トライアンフTR4サリートップ

  • オースチン・ヒーレー100/6

  • ビュイック・リーガル・クーペ

  • ルノートゥインゴ

  • ルノー・トゥインゴRSレッドブル・レーシングRB7

  • 日産フェアレディZ

  • ダットサンSRL311

  • フィアットX1/9

  • アルファ・ロメオ・スパイダー(916型)

  • アルファ・ロメオ・アルフェッタGTV

  • アルファ・ロメオ・スパイダー・シリーズ3

  • アルファ・ロメオ・スパイダー・シリーズ4

  • アルファ・ロメオ1750GTV

  • アルファ・ロメオGT1600ジュニア

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